校長挨拶

ようこそ 明正小学校 ホームページへ

世田谷区立明正小学校長 野口潔人

 

本校へのアクセス、ありがとうございます。

 

開校55周年記念朝会(20,10,15)の講話より

 本校は、昭和28年4月、1年生から3年生までの337名の小さな学校として誕生しました。成城の町に区立の小学校をという願いが終戦直後からあったそうです。どこへ、どんな学校をつくったらいいか、長い間機会ある度に話し合い、その結果、富士山のよく見える、多摩川を一望できる緑豊かなこの高台に建てることに決まりました。

 学校ができるとき、町のみなさんが校名をどのようにするかを考えたそうです。ここに学ぶこども達が、『明るくげんきで、はつらつとしていて、正しく、たくましく』成長していって欲しいという願いを込めた、「明正」という名前にしたそうです。

 校章は、日本の象徴である清純な「富士山」に若桜を形取り、中央に校名(明正)をはっきり示しました。春、この時期校庭に咲き誇る若桜(今はもう散ってしまいましたが・・・)と富士山が一枚の絵を見るように調和した景色を見ることができます。これから学び、成長しようとする子ども達をこの若桜にたとえ、雄々しくそして、明るく正しくりっぱになって欲しいとの願いを、この校章に表しました。(開校記念日4月28日)

 


















T 教育目標

本校の教育目標は、「明るく 正しく たくましい子ども」の育成をキャッチフレーズに、次の4項目を掲げています。
【通常の学級】           【特別支援学級】

○ 自分で考え、工夫する子ども

○ みんなで仲よく 協力する子ども
○ 進んで働き やりぬく子ども
○ 自分の体をきたえ やりぬく子ども

○ 自分のことは自分でする子ども

○ みんなで仲よく 遊べる子ども
○ よく考え、自分からすすんで行動子ども
○ 元気にからだをきたえる子ども





      

U 目指す学校像・児童像・教師像・・目指す(目標にする)という視点で・・。

(こんな学校をつくりたい こんな児童に育てたい こんな教師でありたい)

 

学校像

○まじめさや誠実さに価値をもてる学校

○地域の中で地域とともに児童を育てる学校

児童像

  ○学習の基礎基本をしっかり身につけている児童

○様々な活動にまじめに一生懸命取り組む児童

  ○社会生活の中であたりまえのことをあたりまえにできる児童

○善悪の区別がきちんとつけられる児童

(自分でブレーキをかけることができる児童)

  ○明るく元気にコミュニケーションがとれる児童

  ○地域の中で育てられている自覚をもてる児童

 教師像

  ○児童に無類の愛情を注ぎ、常に目をかけ心配りをする教師

○「教えることは学ぶこと」このことに身を以て感じることのできる教師
  ○「是々非々(良いことは良い・悪いことは悪い)」を毅然として指導ができる教師
   ○研ぎすまされた人権感覚と「プロ」の誇りと自覚をもち、自信をもって教育活動
   に取り組む教師

   ○組織の力を信じ、チームとして教育活動に取り組む教師
   ○地域の中で児童を育む一員としての自覚をもつ教師

 

V 経営の重点と指導の重点

1 学級・学年経営の充実と「生活指導上の重点」

 小学校の教育活動は、学級という基盤及び学級間の連携、さらには学年間の連携の上に成り立っている。学級・学年の充実こそ学校教育の充実である。その中でどの学年学級も生活指導上の重点として取り組むべきことは以下の三点である。

○時間を守る(大切にする)  ○言葉を大切にする  
○暴力はゆるさない


(1)「時間を大切にする」については、たとえば45分間の授業の始まりと終わりをきちんとする、登校や下校時間をきちんとするなど、常に時間を意識させた学校生活を送らせる。
(2)「言葉を大切にする」については、コミュニケーションをとる上で基本中の基本であり、特に他人の心を傷つけたり、いい加減で感覚的・流行的な言葉は使わせない。(例:「うざい」「死ね」「殺す」「冗談だよ」)子どもが使用した場合は、その場で、毅然とした姿勢で指導をする。
(3)「暴力はゆるさない」については、理由のいかんに関わらず、自分の意思を暴力にうったえることは、今後の長い社会生活の上で、許されるものでは全くない。「小学生だから・・・」といった感覚の甘さが、いつの間にか規範意識をもたない若者を育てている、と私は捉えている。

 

2 授業規律の確立と授業改善、行事等の改善(抜粋)

  教育活動のメインは毎日の授業である。授業は教師の生命である。児童の側に立ったわかる授業、楽しい授業をさらに目指していく。楽しい授業とはわかる授業である。特に本校は新規採用〜4年目の教師が多く、学校をあげて授業改善を目指すことが必然的に求められている。
 一方、今中学校で一番問題となっているのは「中一ギャップ」である。小学校の担任制と中学校の教科担任制の違いになかなか慣れず、授業中の勝手な立ち歩きや私語などにより、授業が成り立たなかったり、まじめに取り組もうとする人が嫌な思いをすることがある。このことは、中学教師の指導に期待するとともに、小学校のとりわけ高学年の日々の授業に大きく関わってくる。児童の側に立った楽しい授業を目指すことは言うまでもないが、児童によっては、意欲のわかない授業であっても、クラスのみんなで授業をつくる意識をもたせたい。また、そのような指導を望みたい。

 

  行事等の改善について、「明正小学校の特色」としての取り組みとして、小さな
  一歩を踏み出したい。学校行事の意義は「全校または学年を単位として、学校生活
  に秩序と変化を与え、集団への所属感を深め、学校生活の充実と発展に資する体験
  的な活動を行うこと」である。もちろん本校にとって大きな教育活動である。

    新指導要領では、以下のように表現が代わった。
   @「学芸的行事」から「文化的行事」
    A平素の教育活動の成果を「総合的に生かし」から「発表し」

 この表現の変化は、私は大変重要であると捉える。しかし、一方では保護者や児童 の従来の「学校行事」への期待があることも事実である。

 
3 人権教育の推進と規範意識・「仲間」意識の構築

  世田谷区教育ビジョンを踏まえ、一昨年度から「人格の完成を目指して」のパイロ
 ット校として取り組んだ。大いなる成果を得た。その取り組みを継続発展させていき
 一層道徳的資質を育んでいきたい。
  人は褒められてはじめて自分の良さに気付く。児童の様々な「よいおこない」を積
 極的に認め、褒める。児童と児童、教師と児童とのあたたかい心の交流が日常の様々
 な場面でみられる事が望ましい。
  また、集団の中で「みんな一緒」という感覚とどの児童でも「私はその集団に必要
 とされている」という、いわば「自己有用感」をもたせたい。また、教科指導に限ら
 ず、「学び合いや教え合い」は、やはり集団生活の基本中の基本である。その意味で
 は、「たてわり班活動」は上級生にとって、大きく教育効果の上がる取り組みである
 と思う。しかし、大規模校ならではの物理的に難しい取り組みや「良くない取り組み
 方の見本」を下級生に学ばせるような取り組みはできる限り避けるべきであろう。

   併せて「だめなものはだめ」を徹底する。社会生活の中で、子どもといえども人間
 として絶対に認められない行動や言動がある。他人への差別や偏見は大人になって生
 まれるものではなく、子どものころ芽生える。悪い小さな芽を摘み取ることは学校教
 育の現場として最大の務めであると私は捉えている。「いじめの防止」などもそのよ
 うな観点で取り組みたい。 

   特別支援学級の児童や通常の学級の中での特別に支援を必要とする児童、外国籍の
 児童など21世紀に共に生きる仲間としての意識をもたせ、一層大切にしていきたい。

 

4 健康で安全な学校生活と事故対応

 保護者の願いは、何よりもわが子の「安全・安心」である。学校内の事故・登下校の交通事故ほど悲しいことはない。特に学校内の事故を未然に防ぐため、基本的生活習慣の繰り返し指導を行うとともに、児童自ら様々な事故を回避するよう指導しなければいけない。

5 良好な教育環境づくり

6 保護者・地域との連携と対応

7 特別支援教育について

(1)通常の学級での特別に配慮を要する児童について
     「個別の教育支援計画」作成
(2)特別支援学級の児童について小集団の中で「自立」を目指して

(3)「通常の学級」と「特別支援学級(ひまわり)」との交流
   ひまわりの児童が通常の学級へ行くことでの交流
   通常の学級の児童がひまわりへ行くことでの交流(特に低学年)
    @教職員の理解と交流
      具体的な接し方についてのひまわり教諭からの助言
      全教職員が12名の児童の○名前と顔が一致し○声かけができる

A学校行事での交流 日常の交流・・・給食など

B児童の交流・・・お互い(ひまわり・通常)が無理のない範囲で
     ・給食交流 ・清掃活動 ・交流委員会の設置  ・委員会の交流

(4)児童への指導の基本

・全ての児童が障害に対して気づき、理解を深め、「共生」の心を育む
      →1年生から障害についての啓発
      →具体的な接し方についての指導


8 学校予算と適正な編成と執行
   教育活動で必要なものは予算の範囲で購入しなければならない。ぜひ計画的な予
 算
編成と時宜にあった執行をお願いし、「無駄遣い」の無いようにされたい。併せて  3R(リデュース・リユース・リサイクル)を意識し、教師が環境教育を率先する。

W 数値目標について(教育課程届)

  各教科

算数の計算領域で学年目標を達成する子どもの割合を90%以上にする。
   本校は「教育目標を達成するための基本方針」に「基礎・基本の確実な定着と学
  力の向上」を掲げている。算数の少人数・習熟度別学習で算数の四則計算に力を注
  ぎ、児童の計算力を伸ばす。

 

生活指導

「時間を守る(大切にする)」「言葉を大切にする」「暴力は許さない」の3つを守っていると肯定的な評価をする子どもの割合を80%以上にする。         本校は「教育目標を達成するための基本方針」に「思いやりの心や社会生活の基本的なルールを身に付ける」を掲げている。そのために、「時間を守る(大切にする)」
「言葉を大切にする」「暴力は許さない」を徹底する。

 

  特色ある教育活動

「わたしは里山や野川などの地域の自然で学ぶ活動が好きだ・楽しい」と答える子どもの割合を80%以上にする。
 本校は「教育目標を達成するための基本方針」に「地域に根ざした教育を推進する」を掲げている。里山や野川など地域の自然を生かした体験的活動や地域のゲストティチャーの指導を通して、地域の自然を大切にする子どもを育てる。

      

 X 学校要覧より

 特色ある教育活動と9年教育への取り組み

里山(成城三丁目緑地)等の活用
   生活科や総合的な学習の時間で、各学年が筍堀りや笹狩りなどの自然体験活動を
 『
(財)世田谷トラスト協会』のご協力の下に行っています。

せたがや学校エコライフ推進
  リサイクルやゴミ減量等の取り組みとともに、低学年の生活科やクラブ活動などで の野菜栽培活動、プランターで花を育て正門の美化を図るなど、省エネルギーや自然を 大切にする活動を積極的に推進しています。

読書活動の取り組み
  地域の読書サークルである「さくらママ」の方々から、各学年、学期に1回ずつ
 「お話会」をしていただいています。春に青葉読書週間、秋に紅葉読書週間を設け、
 読書習慣の形成を 図っています。

 

学校行事の改革
  1学期 運動会 2学期 音楽発表会 3学期 作品展 を行い、運動会は紅白分け を「クラス対抗」で行います。また、音楽発表会や作品展は毎年行い、音楽や図画工作 の授業での日ごろの成果を発表できるように行います。

土曜授業日
   本年度より、学期に1回土曜授業日を設定しています。翌週月曜日の振り替えなし
 で実施し、授業時数の確保をするとともに
午後は縦割りお弁当交流やPTA・地域の方
 々との懇談会や研修会を行っています。

三者面談
   高学年児童について、小学校生活後半のより充実した生活や中学校に繋がる学習に
 ついて保護者とともに面談をする機会を
2学期後半に設けています。

毎年のクラス替え
  本校では、毎年クラス替えを行います。大規模校の利点をいかして、多くの児童が 多くの児童と知り合い、自然のうちに、より一層コミュニケーション能力を培うねらい があります。卒業までにそれぞれの児童が、学年全員の名前が分かるようになるといい ですね。

縦割り交流・地域班による取り組み
   学期に数回、1年生〜6年生までを縦割りにして28グループを作り、ロング集会等 様々 に交流をして異年齢集団の中での望ましい人間関係づくりを行っています。60班 以上の地 域班による、月に一度の集団登校や学期に一度の集団下校等も通しながら防犯 防災面の取 り組みにも活かしています。